日本でも増えてきた無料Wi-Fiスポット、海外にも多くの無料の公衆無線LANがあります。
でもセキュリティには怪しいことがたくさんなので、無料だと言っても使うのにちょっと躊躇していました。
ですがiPhoneをちょっと設定し、簡単で安全に無料Wi-Fiスポットでインターネットを使う方法があるのでご紹介します!
無料Wi-Fiスポットは実は危険満載!!
どうもよもとです!
ここフランスでもインターネットはどんどん発達しています。
回線速度とか日本にはまだまだ追いつかないけれども、無料Wi-fiスポットは至る所にありますよね。
大きなショッピングセンターやファーストフードはもちろん、公園でもWi-fiが使えるところもあり便利なのですが、実はこのような公衆無線LANは
「サイバー犯罪に利用される、足掛かりになる可能性がある」
「利用者の通信を盗聴される危険性がある」
といった安全上の問題点があります。
ホテルやファーストフードのお店なんかは、パスワードを設定し通信の暗号化を設定しているところも多いのですが、せっかく暗号化されていても利用客の利便性を優先してパスワードを固定化しているところもあり、もしかしたらそのパスワードは既に解読されている可能性もあるのです。

↑友人もこれでクレジットカード情報をハッキングされたことがあります( ;∀;)
つまりは悪意ある第三者からは、無料Wi-fiで利用している通信内容が丸見えになって、その際に使われたパスワードやメール内容など重要な情報を盗まれてしまうのです!!

ええ?!丸裸にされているってこと?
そうさせないためにVPNを設定し、安全に無料Wi-fiを使用しましょう♪
Freeって言葉は好き?
ここに日本のTVをFreeで見れちゃう方法もあるよ☆

iPhoneの無料VPN設定方法
またまた今回も筑波大学のVPNサービスを利用させていただきます!
前回のVPNを使った海外から日本のサイトにアクセスする方法はこちら。

今回はiPhoneやiPadといったApple製品のデバイスを使った方法になります。
では参りましょう!
VPN構成の追加方法
さてまず筑波大学のVPNサービスのサーバー名をコピペしたいと思います。
こちらにアクセスしてください。
スクロールしていくと、このようなサーバーリストが出てきます。
※クリックで画像が大きくなります
スマホやタブレット等のデバイスではL2TP/IPsecでの通信を推奨していますので、リストをL2TP/IPsecのみにしてからにお好きなサーバーの「☆△○□.opengw.net」というDDNS名 (.opengw.net で終わる英数字)をコピペしましょう。
というのはDDNS名で入力しておけば、次回にVPNサーバのIPアドレスが変更しても引き続き使用が出来ます。
毎回の変更手続きがいらないので便利ですよ!
ただ国・地域によってはDDNS名を正しく使用することができない場合があります。
もしDDNS名で使用できない場合は、代わりにIPアドレス(DDNSの下にあるxxx.xxx.xxx.xxxという数字)を入力してください。
その場合は次の使用にまた新しいIPアドレスの入力が必要になります。
ご了承くださいね。
そしてデバイスから設定を開きます。
設定→一般→VPNをタップし、VPN構成画面を開きます。
タイプをL2TP、
①説明はお好きな名前、
②サーバは先ほどのコピペしたDDNS名を貼り付け、
③・④・⑤のアカウント、パスワード、シークレットにはすべてVPN
以上を入力し、完了をタップします。
これでVPN構成は終了です。VPNを接続してみましょう。
接続が完了すると画面上部のWi-fiマークの横にVPNのマークが表示されます。
設定はこの初回(DDNS登録の場合)だけでいいので、次からは設定にVPNのオン/オフの切り替えで出来ます。
もしも自分のIPアドレスが変更したか確認したい場合は、VPN Gate のトップページに表示される自分のIPアドレスや国・地域の表示が変化しているかどうかで、VPN通信が正常に行えているかどうか確認することもできますよ。
Yomotoも香港のサーバーの登録をしてみました。
フランスにいるはずですが、香港からの発信という風に偽装していますね。

これで少しは安心して無料Wi-fiスポットを使用出来るというものです。
※「VPNgate」で同じサーバがいつまでも稼動している訳でもありません。
もしもサーバが移転した場合は、編集画面から新しい構成を入力してください。
有料VPNで快適ネットサーフィン
筑波大学のVPNサービスは、無料で使える便利なVPN。
しかし無料だけに
- 速度が不安定
- 悪意ある第三者の利用の可能性
- 毎回IPアドレスが変わる
などといったデメリットもあります。
特に2番目の「どこの誰が一緒に使っているか分からない」という状況は、いくらVPNだろうと個人情報のセキュリティ対策に関しては危険を伴っています。
私自身も最初は筑波大学のVPNを使っていましたが、やはり速度の遅さと危険性を重視し現在は有料のVPNサービスを使っていますよ。
私のおススメは日本語でのサポートが出来るインターリンクのセカイVPN☆
しかも最大2か月間無料でお試しができるのでおススメです。

英語が苦手なよもとでも日本語サポートがあるのは安心だよね。
まとめ
いかがでしたか?意外に簡単なので1度設定しておけば、「無料Wi-fiを使いたい!けど不安・・・」なんていうときにとても便利です!
また中国でスマホからFacebook、Twitter、インターネットに接続したい!なんてときにも便利ですよ☆
無料なのはありがたいけど、セキュリティ面に全く不安がないわけではありません。
もちろん使わないよりはマシですけどね。
そしてボランティアで運営されている以上、いつダウンするか分からないというパフォーマンス面でも不安は残ります。
そんなときは有料のVPNサービスを利用した方がよいでしょう。
有料と無料のメリットデメリットはこちら。

今回はデバイスに直接VPN構成を構築する方法でしたが、アプリを使って簡単に出来る方法もありますよ☆
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